Forest percent|フォレストパーセント|Forest percent (We)

2021/03/08 12:03

※プレゼントラッピング仕様


FOREST%のリングケースについてのこだわり


ジュエリーを大切に保管する入れ物はジュエリー以上にデザインにこだわるのですが、それも含めて一つの世界と思うためです。
今回、リングを企画するにあたり、ベビーグッズの作家さん、ichiさん(Instagram @ichi_67handmade)とのコラボレーションで
生まれた持続可能なリングポーチについて詳しくご紹介したいと思います。


去年の夏、ichiさんとの出会い。


この企画はichiさんの大きなご協力がなかったら、ここまでたどり着くことはできませんでした。
どうしたら、リングケースが「ただの置物」ではなく、より実用的で、長く使われてるかを悩んでいた時、
ベビーグッズを制作されている数多くの作家さんのアカウントの中でichiさんを見つけ出すことができました。
作られている作品から感じ取れる優しさや、丁寧さに直感的に心が引かれました!
早速メッセージを送り、「リングケースをスタイとしても使いたい」というアイデアだけ持ち込んだ私の無茶ぶりでしたが、
面識もなく、公式アカウントもまだなかった怪しい私に、ichiのあかねさんは目をキラキラして寄り添って一緒に悩んでくださいました。


これは長い道のり始まり!


そうやって2020年8月から打ち合わせが始まったですが、実現までの道のりは予想より遥かに長かったです。
0から1にするにはどうしたらいいのか。
数回の動画打ち合わせと、ミシンスペースで一緒に手を動かしてみたり。
生地の性質や、中に入れる綿、リボン、形、大きさ全てがバランスよくないと、
「スタイとしては成り立つけど、ポーチとして使いにくい・・・」
「ポーチとしては可愛いけど、スタイとしてはイマイチ・・」
「安全性、洗濯時の耐久性も考えなきゃ」
「普通のスタイではなく、オシャレコーデに取り入れられるデザイン」
切りのない欲張りに、答えがでない悩みもたくさん抱えていたが、一緒に一つずつ改善を繰り返しました。



そうやってたくさんの試作を経った結果、生まれた「スタイになるリングポーチ」。
紹介したい魅力ポイントがもりもりなので、ここでぜひシェアしたいと思います。


こだわりポイント01. 素材


まず、素材についてですが、最初からここは一択で「持続可能性に配慮した素材であること」が最優先にしていました。
大切な子供たちが使うものだからこそ、どこからきて、誰が作って、将来どんな影響を与えるか。
それに責任を持って作りたいと思いました。


よくある手芸屋のオーガニックコットンといっても、どこから来たのか分からない。
本当にちゃんとした基準を満たした物なのか、そもそも、その基準をどう決めてオーガニックという名前がついた生地なのかが
不明な部分がモヤモヤしました。


それで見つけた素材は、bioRe PROJECTから生まれた、「bioRe organic cotton」。
bioRe PROJECTが特別なのは、オーガニックコットンを買い取るだけではなく、
この地域で暮らす人々が自立していくための様々な仕組みを構築している点です。
ビオリコットンになるには、以下の基準をクリアしないといけません。


① 有機農法/Organic : 農薬や化学肥料を使用しない有機農法と輪作により、健全な土壌が保たれます 
② 公正/Fairness : 綿農家やテキスタイル工場で働く人たちのために、適切な労働環境を提供しています 
③ 環境/Ecology : 自然環境に配慮し、有害な化学物質を使用しません 
④ 透明性/Transparency : すべての製造工程で厳重なトレーサビリティーの管理を行っています 
⑤ 革新/Innovation : CO2の削減やオフセットなど、長期的視野をもって環境に配慮した資源の活用を目指しています


さらに、ファブリックの生産については<Virtual Travel Ticket>から、
この生地が私の手に入るまでの旅路を透明に知ることができます。

”これだ!”

もっともクリアで持続可能性を追求しているビオリコットンを起点に、デザインを進めていきました。


実際受け取ったときの、キメの細かいテクスチャーと暖かい天然の色味。
手に取るとわかる素材の価値に心がキュンとしました。


こだわりポイント02. リボンの耐久性


あらゆる都内の問屋さんをお尋ねし、かき集めた数多くのコットンリボン。(左)
色味も素材感もとても大事だったのですが、何よりまずは洗濯機に回して見ること。


スタイって洗濯機に洗うということが大前提なので、いくら可愛いリボンでもここで変形があったら台無し。
ここで多くのコットンリボンが一瞬で候補から外れ、生き残ったのはほんの一握りでした。涙
しかしここは譲れないので、単価に妥協せずに選んだリボンは、
ちょっとだけ照りがあって、裏表のないデザインの、リボンらしさマックスのコットンリボン。


とてもしっかりした素材で洗っても形変化なし。最適なリボンでした。(右)


このリボンもよく見ると同じベージュに見えてもピンク寄りと、カーキ寄りの色味があり、
クリップを使うデザインとそうでないデザインで色を使い分けてます。


こだわりポイント03.つけ心地


直接首に触れるリボンが張りがあり過ぎてもベビーがつけた時、抵抗があるかもしれません。
しかし、柔らかな素材のリボンですので、数人のベビーに付けてみたところ、抵抗なくつけたまま遊んでくれてほっとしました。


忙しいママのために、クリップやスナップボタンでワンタッチでつけ外しができるようにしました。


こだわりポイント04.タグ


生地の色味にしっかりなじむタグには、コラボした二つのブランドのロゴと
その裏面には、このプロジェクト名「Just be yourself, that is good enough」が書いてあります。
スタイとして使うときの向きと、ポーチとして使う向きを意識してプリントの方向が変えました。
いつかベビーが成長し、もの心がついた頃に、この文章に気づいたら何を感じてくれるかがとても楽しみです。



こだわりポイント05. 刺繍


オプション(+1000円)で、ichiさんの手刺繍名入れが可能です。
一針一針、丁寧に刺繍された筆記体の名前から、さらに愛着が湧きます。



こだわりポイント06. 3種類のデザイン、ポケット

「Flower」
紐を通してる部分の片方を縫い付けることで、リボンを引っ張って首を閉められる心配について、安全性を高めました。


「charm
オーガンジーポケットを縫い合わせ、揺れるチャームリングを安全に収納することできるようにデザインしました。
(こちらも片方のリボン通し口は縫い付けてあります)


「classic
マルチクリップが収納できるポケットがついていて、収納性が抜群です。
他の2デザインと違って、ポーチのリボン作りが簡単なのでリボン結びに躓く方はこちらがおすすめです!
※「Classic」をペアではなく、ベビーリングのみ購入される場合はリングを固定するリボンが1つだけつきます。


ようやく完成になったこの3デザイン。
リングによってセットとなるデザインが各々違いますので、
リングのデザインだけでなく、ポーチも含めて選ぶとより楽しさが増すのではないでしょうか。


※リボンの先処理はサンプルより変更になる場合があります。


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